今月半ばから電気釣り漁で頑張っています。
電気釣り漁と聞くと一般の方は何ソレ??
って感じだと思いますが、簡単に言うと暗い夜の海で漁火を煌々と照らして魚を集めて釣り上げる漁法です。
釣り上げる竿は寒ブリが数本喰っても難なく巻き上げるパワフルなリールを搭載して、片側に三本ずつ計六本。
操業中は魚が喰い付けば走って上げてまた仕掛けを落としてと、釣れる時は船のオモテからトモまで親子で縦横無尽に動きます。
この時期の電気釣り漁で水揚げされる魚は様々ありますが、本命はなんと言ってもコレ
9月から11月初旬までの短い期間に新潟県沖を北上する高級魚、秋のサワラ。
脂がのって絶品!!サワラの刺身はもうたまりません。
今年は水揚げが少ないので初日に一度賄いにして以来口にしていません。
高級過ぎて賄いにする勇気が・・・
賄いはもっぱらサゴシ(小さいサワラ)
同じ魚でも大きさで全くの別物。サワラと違って脂がなくパサパサ。
でも活きが良いので、フライなど料理しだいでは美味しく食べれます。
そして同じくメインターゲット
マサバ。
太ってコロコロ。脂がジュワ~
旬のマサバは凄いの一言。
他にも様々な魚が水揚げされます。
どれも漁獲ダメージが最も少ない一本釣りで水揚げしていますので最高の状態です。
特に会員のお店への直送分は釣り上げた瞬間に暴れる前に即締めた特別仕様。
今シーズンは冷夏の影響もあってか、釣れ始めが遅かったのですが、終わりは悲しいかなたぶん例年通りかと思います。
サワラから遅れて移動しているのかサゴシの割合が日に日に増していて、過去の経験値からいくとシーズンの終わりがすぐそこまで来ている感じです。
サワラが釣れなくなったら次は寒ブリのシーズンに突入。
先日、定置網で水揚げされたブリ↓
既に冬仕様のボディーになっていました。
あとは数が揚がるかどうか・・・
今年はイナダ、ワラサが例年より多い様な気がするので、少し期待しています。
寒くなると凪数が少なくなるので、一凪ぎ、一凪ぎが貴重で気合いがさらに入ります。
昨年一度経験した寒ブリ満船を今年も毎回目標にがんばります。
HPからも注文受付が可能になりました。