謎の生物たち


最近めっきり寒くなって、つい最近まで沖でも半袖で仕事していましたが今はけっこう着こんでいます。

そりゃそうです。

明日から11月。

季節モノの秋サワラもここ最近、漁獲量が激減してきて、そろそろ一本釣りから板曳き漁へ完全切り替えも近そうです。

釣れてる時期は忙し過ぎて操業中は余裕がなかったのですが、最近は悲しいかな暇な時間が多くなり、集魚灯に魅せられて集まってくる様々な生き物たちに目を向ける事ができています。

今年すごく気になっているのがコレ。

紫色の小さいワタリガニをよく見ます。

しかもほとんどが背中に気持ち悪い藻のようなものを背負ってます。

前にも取りあげた謎のドット柄ウマヅラハギが昨日もいて。

実はコイツとペアで泳いでいた彼氏なのか彼女なのかがいてそれがコイツ。

色違いどころか種類が違う様子。

愛は種すら超越したのでしょうか?

この2匹から産まれた子は思春期に親への反発心から夏休み終わった2学期の始業式から体の模様をボーダーにするのではないかと今から心配してしまう。

俺はとうちゃんかあちゃんみたいに型にハマりたくないんだーっ。

自分の存在がなんなのかさえわからず震えているウマヅラの夜~♪by尾崎豊

はいスルー

単独で青い体で高速で泳いでピョンピョン跳ねている魚が弱ってピヨピヨになっていたのでタモですくうと……

あまり見ない日本海のサンマ。

あと、魚だけではなく虫も集まってくるのでこんなに可愛いお客さんも。

名前は知らないけど小さくて可愛い鳥。

もうすぐこのシメサバと、とろけるようなサワラが食べれなくなるかと思うと寂しさが……

また来年の秋待ってます。

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