この春から船を乗り換えて、『新昭和丸』始動しました!
先々代から行っていた板曳き網漁という漁法は、効率よく大量の魚が獲れる漁法ですが、魚へのダメージが大きく他の漁法と比べて水揚げされる魚の価値が低い。
大きな船で燃料をたくさん使い、資材や燃料費の高騰に加え近年の漁獲量の減少もあり、将来性が無いと判断して板曳き網漁をやめるという決断をしてから数年・・今後の用途にあった船を探し続けてようやく良き出会いがあり、この春から新昭和丸4.7トンに乗り換えることになりました。
前の船の半分の大きさですが、小回りがきいてスピードもあり使う燃料も半分以下。
一人乗りには使い勝手抜群です。
今期から始めた延縄漁では、新潟を代表する高級魚のノドグロ等を水揚げしています。
これからの時期は、船外機船での潜り漁で岩牡蠣の水揚げがメインになるかと思いますが、秋は鰆、冬は寒ブリを電気一本釣り漁で狙うなど、季節の旬の魚に極力ダメージを与えない漁法で水揚げしていきます。