8月末から電気釣り漁を始めています。
電気釣り漁とは、夜間に集魚灯で海を照らして魚を集めて行う一本釣り漁の事で、秋の主な対象魚はサワラ、サバです。
大不漁だった昨年のサワラと比較して、今年の水揚げ量はそこそこ。
サイズも2キロ以下の小型が現時点では多い印象です。
今年も例年以上に悩まされているのが・・・電気で小魚が集まり、その小魚を求めて本命のサワラが良い感じで集まって釣れ始めると
デーデン♪デーデン♪デーデンデーデンデーデンデーデン♪ ガブッ!
さすがにこんな感じで姿を見せる事は滅多にないですが、船の下には小さいのから大きいのまでのサメがうようよ。
いくらサメとはいえ、高速で泳ぐサワラを簡単にはGETできないのでしょう。
それが、サワラが仕掛けに喰いつくと動きが制限されるので、そこを狙ってガブリ。
一生懸命に作った仕掛けよサラバ。
ひどい時には、仕掛けが切れずに竿がバキッ!
サメがいるとわかると、6本ある竿の2本を休める。
それでもダメならもう2本休める。
それでもダメならもう2本休めて1人1本。
一人1本で魚が喰いつきしだいMAXスピードで巻いてもガブ!
そうなるとお手上げ。途中で諦めて帰るしかありません。
たまにあるサメの猛攻をかいくぐりながら、釣り上げる旬の魚は絶品。
9月一杯は電気釣り漁を中心に、凪状況でたまに板曳き漁に切り替えて操業予定です。
2019年冬産の塩引き鮭の予約注文受付を開始しました。
現在ご予約いただくと、発送は12月上旬~中旬予定です。
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