セコガニ(セイコガニ)とは?茹で方と時期|安くて美味しいネット通販


今年もカニの季節が近づいてきました。カニと言うとズワイガニやタラバガニを連想すると思いますが、セコガニを皆さんはご存知でしょうか。

店頭でも置くところは限られている為、あまり馴染みがないと思う方も多いと思います。

実はセコガニとはズワイガニの雌(めす)の呼び名です。

小ぶりですが、味はしっかりズワイガニ!何よりセコガニの魅力は産卵前の卵を抱えているため、カニ味噌や脚を食べる以外の楽しみがあります。

今回は、希少価値の高いセコガニを詳しくご紹介し、美味しいセコガニの食べ方やオススメの通販サイトまで教えちゃいます!

 

【目次】

 

 

・セコガニ(セイコガニ)とは

セコガニ(セイコガニ)の大きさと見た目の特徴

セコガニとはズワイガニの雌(メスガニ)を指します。

 

ズワイガニといえば、大きな甲羅に入ったカニ味噌、脚から取れる大ぶりのカニ身で刺身や鍋を頂くものだというイメージがありますが、それは雄(オス)のズワイガニのことです。

 

同じズワイガニでもオスとメスは、見た目も食べて美味しい部位も違います!

 

男の子は『~君』で、女の子は『~さん』という敬称が変わるだけの人間とは違い、そもそもの名前が違うんですね。

 

 

ズワイガニのオスとメスはどう違うの?

雄のズワイガニと雌のセコガニ(セイコガニ)の比較画像

雌のセコガニはオスよりも大きさが小さく、大きさは100~200gほど。大きいものなら1kg以上ある雄のズワイガニとは大きさにかなり違いがあります。

ズワイガニは甲羅の脱皮を繰り返す事で大きくなっていきますが、産卵間近になるとメスは脱皮が止まり、成長する事よりも産卵を優先します。そのためオスよりも小ぶりになるのです。

 

ズワイガニは地域ごとで呼び名が変わりますが、メスのズワイガニも同じく地域によって呼び名が変わり、代表的な名でセコガニと呼ばれています。

 

《ズワイガニ》松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニなど
《メスガニ》セコガニ、セイコガニ、コッペ 香箱ガニ 親ガニ メガニ、など

 

 

セコガニ(セイコガニ)の特徴

セコガニ(セイコガニ)の美味しい部分は外子と内子と蟹味噌

もちろん小さいとはいえ味はズワイガニ。旨味が濃く、舌触りの良い柔らかな脚はオスと変わりなく楽しめます。濃厚なカニ味噌もしっかり入っていて美味しく頂けますが、その他にもセコガニには、オスにはない2種類の卵があります。

外子(そとこ)

セコガニ(セイコガニ)の外子

セコガニのお腹部分(ふんどし)に抱えている産卵間近の卵。プチプチとした食感が楽しめる。

 

 

内子(うちこ)

セコガニ(セイコガニ)の内子

セコガニの最も美味しい部分で、通の方が好む部位でウニのような見た目。セコガニの卵巣にある成熟していない卵。濃厚でコクのある味わいが特徴。

 

そして、大部分のセコガニは水揚げ時期がとても短いカニとして有名です。その為市場にほとんど出回る事がないのも特徴といえます。皆さんがセコガニをあまり知らないと言うのもそれが原因の一つですね。

 

 

セコガニ(セイコガニ)の時期

冬の極寒の日本海

セコガニは資源護の為、ほとんどの地域で禁漁期間が定まっています

地域にもよりますが、有名産地の解禁日は11月6日〜12月31日の立冬と呼ばれる期間のみと言われています。1年の中でわずか約2ヶ月間のみ!そして年内で漁期は終了します。

それにより、市場に並ぶ機会があまり無く希少価値も高いため、一般購入では通販サイトがオススメ。

 

 

セコガニ(セイコガニ)の茹で方

セコガニ(セイコガニ)を茹でている

小ぶりなセコガニですが、熱湯に入れると暴れるため脚が取れたり、火傷の危険性もあります。
活発なカニの場合は、茹でる前に真水に20〜30分ほど浸けて、動かなくなった後に茹でましょう。

① 真水に20〜30分浸ける。
② 海水と同じ濃度の塩水を沸かす。(2ℓに対し軽くひとつかみ程度の塩)
③ 沸いた塩水にトングなどを使用しひっくり返した状態で甲羅を下に、静かに熱湯に沈め15〜20分ほど茹でる。茹でる間は余分なアクを丁寧に取る。
④ 茹で上がりはザルにあげ、冷ます。

 

 

 

セコガニの美味しい食べ方

セコガニは塩茹でした出来立てを召し上がるのが一番ですが、その他にもセコガニを堪能できるオススメの食べ方をご紹介致します。

 

セコガニ(セイコガニ)の味噌汁

セコガニを食べ終わった後、そのまま捨てるのは勿体無い!
殻をそのままお出汁にしましょう!
① 食べ終わった殻をキレイな水に浸けて一晩置いておきます。
② 殻をそのままに、火をかけ出汁を取ります。セコガニが少なく、お出汁が十分に取れない場合は、白だしなどを加え調整してください。
③ お好きな具材を入れ。火が通ったら最後に味噌を溶き混ぜ、完成。

 

 

セコガニ(セイコガニ)の丸ごとトマトクリームパスタ

【材料】2人分
セコガニ 1杯
パスタ 2束
カットトマト缶 200g
生クリーム 50g
白ワイン 50cc
塩こしょう 適量
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ4
パセリ 適量

 

【作り方】
① セコガニはふんどし部分を外し、足を甲羅から剥がしておく。足は縦にハサミで切れ目を入れて、後で身を出しやすくしておく。甲羅部分の内子はスプーンなどでこそげ取る。
② ニンニクはみじん切りにする。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火にかける。
③ ニンニクの香りがしてきたら、1のカニを全て入れ、旨味を引き出すように弱火〜中火で火にかけていく。カニの色が変わり、火が通ってきたら白ワインを入れ蒸し焼きにする。30秒ほど焼いたら、カットトマト缶を加え弱火で煮詰めていく。
④ パスタを茹でる。たっぷりの熱湯に塩を入れ、パスタを表示時間の1分前まで茹で、ザルに揚げておく。
⑤ パスタをフライパンに加え、絡ませるように混ぜながら火を通していく。生クリームを加え手早く混ぜ、塩こしょうで味を整える。
⑥ 最後にパセリを加え軽く混ぜ、器に盛り付けカニをトッピングし、完成。

 

 

セコガニ(セイコガニ)のネット通販は新潟県村上市寝屋漁港産がコスパ最強でおすすめ!

セコガニ(セイコガニ)産直ネット通販サイト

セコガニやズワイガニは北海道、兵庫、鳥取、福井などで獲れるものが有名ですが、今回ご紹介したいのは日本海に面した新潟最北端の新潟県寝屋漁港のセコガニです。

 

新潟寝屋漁港産のセコガニ(セイコガニ)がなぜオススメなのか?

新潟県は豊な自然が多い地域で有名ですが、村上市寝屋漁港はその中でも特に自然に恵まれた地域です。

カニが美味しく育つ最高の環境が整った場所である寝屋漁港ですが、ズワイガニ&セコガニが有名なブランド産地と比較して水揚げ量が圧倒的に少ないです。

 

そのために認知度が低く、負けず劣らずな蟹にもかかわらず、ブランド産地のセコガニと比較して圧倒的にお得な価格です。

 

セコガニ(セイコガニ)の購入は、なぜネット通販がオススメ?

とても魅力的な寝屋漁港のセコガニですが、一般的に認知されているセコガニは、有名な産地のブランド物が多いかと思います。

 

なかなか市場にも出回らず、地元でしか手に入らない状況や高額な為、お店を探しても店頭に並んでいない手に入りにくいカニとも言えます。

更にセコガニは普通のカニに比べて漁獲期間がとても短く限られているため、皆さんが購入するのはとても難しいのが現状です。

 

ですが、そんな入手困難な新潟県産寝屋漁港のセコガニを簡単に手に入れる方法があります。それがネット通販!

 

近年では、通販サイトを通しての販売を積極的に行なっており、年々販売実績を伸ばしていて雄のズワイガニと並ぶ冬の大人気商品です。

 

知る人ぞ知る穴場(新潟寝屋漁港)で水揚げされた中から、見た目が良くなかったり脚が取れた訳ありのカニを含んでいる為、安価で新鮮なセコガニを購入することが出来ます。

なんといってもこのセコガニは冷凍せずに生で出荷しているため、他のカニと違って新鮮さが違います。

 

また、漁期が他の産地よりも長く、10月に漁解禁で1月末頃まで美味しいセコガニが食べられます。

 

新潟寝屋漁港産セコガニ(セイコガニ)のネット通販での購入者の反応

  • 「4日も経っているのに蟹が少し動きビックリしました。すぐに茹でて実家の母と食べ、またビックリ!ものすごく美味しい!いままでのセイコガニとは違うと感じました。すごく母も喜んでいました。ありがとうございます。またリピしたいと思いました。」
  • 「美味しくてあっという間に食べ終えてしまいました。またシーズンがきましたら注文したいです。」
  • 「リピートです。 昨日届きました。 蟹が、まだ動いていて、新鮮だと言うことが、よくわかりました。 すぐに湯で、美味しくいただきました。 違うお店ですが、訳アリでないセイコ蟹も購入しますが、毎回、昭和丸さんから購入するのが、最高だと思ってしまいます。」

 

皆さん、いかがでしたでしょうか。

新潟県村上市寝屋漁港産の生セコガニ(セイコガニ)は、一般的な蟹ネット通販では味わえない、茹でたての現地で食べる様なセコガニをご自宅で堪能する事が可能です。

冬は産地直送の美味しいセコガニを食べて寒い季節を楽しみましょう!

 

 

 

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